令和2年度に大学院修士課程工学専攻電気電子工学コースを修了した林 拓磨さん(在学時の指導教員:關谷 尚人准教授)と藤巻 貴海さん(同:垣尾 省司教授)が、令和3年3月11日に電子情報通信学会令和2年度(第83回)学術奨励賞を受賞しました。
同賞は電子情報通信学会の総合大会及びソサイエティ大会において優秀な論文を発表した若手会員に対して贈られるもので、令和2年度において選出された45名が受賞しました。
林さんの受賞テーマは、総合大会で発表した「深宇宙探査用地上局向けX帯超伝導フィルタの開発」とソサイエティ大会で発表した「多輝線同時観測分光観測装置に用いる超伝導DB-BPFの開発」です。藤巻さんの受賞テーマは、ソサイエティ大会で発表した「水晶を用いた同種材料接合構造におけるリーキーSAWの解析」です。
林さんは「このような賞を頂くことができ、大変嬉しく、光栄に思っています。日頃よりご指導、ご協力を頂きました關谷准教授及び研究室の皆様に深く感謝いたします。この春に就職のため大学院を離れますが、今回の受賞を励みに、今後も一層努力してまいります。」と、藤巻さんは「このたびは、学術奨励賞という名誉ある賞を頂き、大変うれしく思っております。日頃からご指導を頂きました垣尾先生をはじめ、研究室の皆様に感謝申し上げます。本年度より研究から離れましたが、今回の受賞を励みとし、より一層努力していく所存です。」とそれぞれ述べています。
電子情報通信学会学術奨励賞を受賞した林さん(左)と藤巻さん(右)