松倉史弥さん(大学院修士課程電気電子システム工学専攻2年、指導教員:垣尾省司教授)が、平成25年11月20日(水)~22日(金)に同志社大学で開催された第34回超音波シンポジウム(USE2013)において、奨励賞を受賞しました。

受賞テーマは「高音速薄膜装荷による縦型漏洩弾性表面波の低損失化」で、これは、携帯電話やスマホに用いられている弾性表面波フィルタの高周波化を図るために、圧電基板上に弾性波速度の速い薄膜を設けることにより、縦型漏洩弾性表面波の低損失化を実現した研究成果を報告したものです。

use2013

なお、松倉さんは、日本音響学会2013年春季研究発表会学生優秀発表賞、および第34回(2013年春季)応用物理学会講演奨励賞をそれぞれ受賞しており、今回の受賞は、松倉さんの修士課程の研究活動において3回目の受賞です。